概要†
エレボス28代目の大統府皇帝。即位時わずか17~18歳ごろだったと言われている。滅多に人前には出てこないため、詳細は不明。
天泣王国のノルン地区が襲撃され、壊滅した事件の直後に現れた。事件に絡んで功績のあった人物とも言われる。
同代の外務官・セイとは親類。色々と規格外のセイをうまく制御できる逸材。……とされているが、わりと逆襲されてひどいことになったりもしている。
詳しい話とか†
もと、ノルン襲撃事件の生き残り。偶然にも出かけていて難を逃れた。事件直後、現場となったノルン地区に帰還したところを保護され、以降、事件の決着まで大統府の関係機関のもとで過ごしていた。
その間に従兄弟ともども色々やらかして目をつけられ、空位だった皇帝の座へと押し上げられることとなった。役目としては、人間種に偏重していた統治の軸をただして、大陸全体、多種の民を視野に入れるための視点を提供する、という動きを期待されていた。
統治者として育ったわけではないので、その辺りに関しては割り切っている。部下にまるっと権限を委譲して監督に徹していた時期が長い。当初の期待通り、人間の利益を優先しがちだった当時の大統府をいい感じに軌道修正する、それなりに有能なトップになった。
最終的には、統治機構がブチ壊れる歴史的事変が起きるまで、皇帝の座にあった。事変に際して死亡したとも噂されているが、その後の行方は知られていない。
某外務官いわく「腐れ統治者」である。いろいろ無茶をお願いしてたらそうなった。
Last-modified: 2019-11-15 (金) 03:12:00