永い永い悲劇の間にかろうじて存在を許されている世界です。いつか幸せな永遠が戻るのか、いずれもろともに滅びるのか。結末がどちらに転ぶのかは、誰も知らない。
概要†
ひとつの大陸と、いくつかの島から成る世界。他の大陸があるのかは謎。
ちょろっと似非古代の神族サイドにリンクしてる。
地理†
大陸†
確認されている唯一の陸地。あとは小さな島が大陸の周りに散らばっているだけで、他の陸地の存在は(いまのところ)確認されていない。
障域†
大陸中央にある、低いものの毒性を帯びた空気が漂い、凶暴化した獣が生息する危険地帯。魔導の行使では暴発の危険が高く、高い制御能力を要求される。
この地では紅の髪や紫の瞳などを持つ者が生まれる事もあり、変異が高確率で生じるとされている。障域の中でしか生きられない種族や、外気に弱い体質の者も存在。
領主が現れて全体が統合されてから、一定の秩序が保たれており、人災は減った。
氷河島†
凍土、接近禁忌領、などとも呼ばれる島国。魔族の住まう自治領であり、外部との交流はほぼない。
年間を通じてひどい吹雪が島を覆い、外部との接触を封じている。
種族†
人間†
大陸における一般的な種族。魔力を糧に魔法を導出する「魔導」を操る技法を持つ。
また、各神殿に神を祀り、その加護としての魔法を行使する「神術」「借授魔法」も普及しており、魔導では実現困難な、高度(あるいは大規模)な魔法の発動を可能としている。
羽 / フェザー[feather]†
通称、魔族。かつて存在した「原初の魔」が離散して生まれた種族と言われる。魔が翼鳥であったという伝承から、その欠片という意味で「羽」の名がついたという説が有力。
特有技能として転移魔法を導出することができる。
頂点にもっとも力ある<羽>を据え、魔王として崇敬していると言われるが、一部では王とは別の個体を最上位の存在として崇めている、との話もあり、その内実には謎が多い。
葉 / リーフ[leaf]†
人里はなれた地に住まうといわれる種族。詳細は不明。かつて存在した世界樹が、魔王によって滅ぼされ、離散した結果として生まれた種族と言われる。
特有技能として消失能力を有する。
組織†
月光雨華協会†
後天魔導・アーツの管理研究を行う組織。通称、塔。
詳しくは→塔のページへ。
砦†
希少種族などの少数派たちが自衛のために立ち上げた互助組織。対人間への団体交渉とか、迫害されている者たちへの援助とか、種族紛争の調停とか、いろいろやる。
学都†
言語・理数学・医療・文化・工業……と、多岐に渡る学術を総括する組織。
当然ながら活動内容も多岐に渡り、存続が危ぶまれている伝統芸能や遺失知識の発掘・保護・継承、最先端学術の研究開発、優秀な研究者の育成・捜索・勧誘、知識の波及・技術の汎用化……などがある。
キャラクター†
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