屋号†
千変万化(せんぺんばんか)、店主の通称は略して「万化」
業務内容†
ガラス細工を主体とした手工芸の品を取り扱う小売店舗。ショットグラスなどの食器、置いて飾れるタイプのステンドグラス、などの品揃えが豊富。
屋号の由来ともいえる商品が万華鏡で、店の中心に置いて売っている。
奇跡屋†
奇跡は変化(へんげ)と幻惑。自らの姿を変えたり、他者の感覚を狂わせたり、といった事ができる。
あるはずのドアを見えないことにしたりと、人払いで重宝される能力。
外見など†
ころころ姿を変えて出歩くため、諸説あり。
店舗にいるときの、きちんとセットされた濃茶(すこし赤い)の短髪、明るい黄土色の眼、20代半ばくらいの、優しそうな顔立ちの青年、が本体だと言われている。
実際は、古式ゆかしい黒髪を、不揃いにカットしてセミロングくらいにしている。
目の色は右が金茶、左が黄緑(ペリドット系)のオッドアイの、おっとりとした雰囲気で人目を引く女性である。
身長は160cm前後、年齢は20代の前半(20~23)あたりに見える。
その時に取る姿に合わせて服装も変えるため、服のレパートリーは多い。傾向としては、シンプルだが上質な装いが多く、ちょっといいところのお家のひとなのかな?と思われそうな感じ。
人称と口調†
一人称:私(わたくし)と、私(わたし)
二人称:貴方、君(子供などに)、貴様(稀、怒った時とか)
三人称は普通に「彼」「彼女」など。
普段は「~でしょうか」「~ですね」「~いたします」系の、丁寧な語尾で謙譲語主体。基本的に先んじてフォローに入れる気づかいの人。
ex)†
「断りなく使わせて頂いたのですが、宜しかったでしょうか?」
「どうぞ。これで宜しかったのですよね?」
ちっこい設定とか†
迷子になった先で姑獲鳥のお姉さんに拾われ、彼女の養女として引き取られて育った。
幸福ではあったが、その関係を大事にするあまり、徐々に「彼女の娘なのだから、もっと『人らしからぬ』ものにならなければ」「彼女の娘として非の打ち所がないように」と、人間としての自分を否定しはじめるようになる。
それを見かねた某奇跡屋が、以前から知り合いだった縁で、姑獲鳥の姫に「一度、手を離してやらねば哀れだ」と通告、そこから掻っ攫って、風流同様に奇跡屋を開業した、というのが今の万化です。