gottaNi ver 1.0


世界バランスの話。

とりあえず、今回は三月ん所のみね。

あそこは、血統と月の満ち欠けで法術士としての強さが決まります。正確に言うなら、決まるのは魔力容量であって法術の強さではないんですが、魔力容量が大きいと無駄打ちできる魔力が多いって事なんで、呪法を発動させる時に有利なわけだ。だから、基本的には魔力容量の大きい者ほど法術士としての才能がある、という事になります。
……で、血統+月、という事を考えると、世界は(少しずつにせよ)魔力容量の大きい連中が多くなっていく筈ですね。段々と血が薄まっていくにしても、F?(雑種二代目)辺りまでは確実に容量大きめだし、その間にも月の影響で新たな実力者が生まれてるんだから。

しかし、そうすると世間には実力者が溢れかえって価格破壊(違)が起きる事になり、世界のバランス(力の偏り具合や安定度)は崩れてしまう。
じゃあ何で三月界はバランスを崩すことなく、安定した状態で居られるのか。

答えが、生殖本能の有無。あるいは、法術の技能が性欲に与える影響、ですか。自分の血を後世に残したいとも思わなけりゃ、異性(いや欲の問題であれば同性でもいいんだが)と親密なお付き合いとしたいとも思わないという、生物として間違ってそうな方向性。
魔力容量の大きい者、法術の扱いに長けた者というのは、ほぼ全員が、生殖本能に致命的な悪影響を受けているんですね。だから、なかなか子孫が残らない。稀ながら残った子孫というのも、当然ながら法術の才に秀でているから本能薄いし。
優れた法術士は長く生きるから、ガキの1人2人くらいいても良さそうなもんですが、子孫を名乗っても信用されないのは、上記の理由によって子孫繁栄がありえないからです。

体内の魔力を調整して体調を維持するのにエネルギーを使い過ぎてるとか、内外の魔力を感知・制御するのに根性を使い果たすとか、まぁ本能に悪影響がでる理由は色々と考えられますが、シンプルなのはバランスを保つために必要だから、って説かと思われ。

人間に限らず、三月界のナマモノは全てこの摂理に縛られています。
ルナや鳴神は性別自体が無いし、涼風は中性だけども分化する気ないし。他の司神たちは生じた時点で性別が定められているものの、ガキを作る気は持ち合わせてない。まぁ、魔晶はそもそも、雌雄異体の配偶子生殖で増える連中じゃないって事も理由だが。
陽性妖霊と陰性妖霊の混血である古妖霊、龍と鬼の混血である龍鬼、闇伽、朱の果実といった、種族的に高い能力を持つ辺りも、同様に性意識や本能が薄い。
ただ、妖魔は法術耐性があるので、関係ないことが多いです。能力の高い妖魔というと、大抵は中性体として生まれてくる混血たちだから、子孫を残すって点では、ほかの種族と同じく困難だけどね。



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Last-modified: 2020-09-25 (金) 19:01:32