想遠のアルカディア の履歴(No.1)
概要†
世界を調律する3柱の超越種、通称<三極>と、その<三極>がちょっとした好意と気まぐれで行う調律によって、天変地異などから守られ、維持されていた神代世界。
および、<三極>の存在が破綻した後の、壊れてしまった世界の話もいくらか含む。
地理†
庭†
<三極>が主として生活する場所。ある種の結界で区切られた閉鎖空間、もしくは、現世界と外世界との境界に位置する異空間。
果てのない空と水と大地が広がり、その中にすべての季節を内包した、閉じた円環のアルカディア(牧歌的楽園)で、その自然の豊かさから「庭」と呼称される。
明確にループしているわけではなく、いわゆる「気が付くと~」タイプの無限ループした空間で、どのタイミングでどこに出るのかは割とテキトー。<三極>たちは自在に行動できるらしいが、外部からのお客さんは迷子になる確率が大である。
組織†
三極 / トリニティ[trinity]†
<庭>を拠点として活動している、3種類、3体の、特殊な存在。その力と特異さから、超越種とも呼ばれる。
使命や義務といった縛りはないようだが、各々の意思で世界の維持のため力を行使しており、神や精霊と見なし、信仰する者もいた。
主として、世界の魔力の偏在、過不足を監視し、必要に応じてその分布や総量を調整している。この調律により、天候不良などの自然災害が抑えられていた。
葬園 / ルイン[ruin]†
想遠へ繋がる葬園。<端>の里。
<端>たちは単に「廃村」という意味で「ルイン」を自称するが、古くから「墓守」「葬送者」といった意味を込めた「葬園」の名で語られており、外部ではそちらの呼び方が定着している。
その役割から、神話の語り部、封印の門番、魔王の守護者、約定の履行者、等々のアレな表現で呼ばれることも多々。
種族・民族†
大樹 globe / 調整者 coordinator[コーディネーター]†
個体名は陸尚[りくしょう]
通称は<大樹>コード、愛称はヒサ(尚しい)
"管理人"として自分たちの干渉量を決定する存在
構成要素のうち土と冷を司り、風化法則を支配する
支配領域:凍土、喜・哀、風化・消失、体・肉、ハードウェア
水脈 drop / 調達者 arranger[アレンジャー]†
個体名は水悠[すいゆう]
通称は<水脈>アル、愛称はトオ(悠い)
"澪引き"として構成要素を変成させ分配する存在
構成要素のうち水を司り、変成法則を支配する
支配領域:水、零または全、変換・変成、命・血、バッテリー
翼鳥 sphere / 調査者 examiner[イグザミナー]†
個体名は天遼[てんりょう]
通称は<翼鳥>イグ、愛称はハル(遼か)
"旅行者"として世界の状態を確認し報告する存在
構成要素のうち風と熱を司り、転移法則を支配する
支配領域:熱風、怒・楽、転移・転送、魂・心、ソフトウェア
端 / ラヴェル[ravel]†
<葬園>ルインに住まう一族。<葬園>そのものと同一視されることもあり、民族とも種族とも言えるが、基本的には「人間」のうち「特定の素養」を持つ者、が集まって形成される集団。
<庭>に関する一連の出来事を継承し、<三極>の悲劇を終結させるために存在する。
キャラクター†
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