ふらふらと、芝生に線を引くように伸びる小径を歩く。
いつ、何の拍子に、何を見失うか、まったく予測不能なここで手にした書物は、夜を徹しようが、目が霞もうが、とにかく読み切らねばならなかった。眠い。睡魔を退けようと散策を続けると、横手に広がった木陰から覗く四阿の角が目についた。
休憩場所にと目星をつけていた温室は、今日は晶洞になっていた。相変わらず訳が分からない。
天蓋に穿たれた穴を何かの結晶が覆って、そこからは青い光が落ちてくる。水底のような静謐と群青。
ちら、と真白い魚がいると思えば、どこかから射し込んできた光の欠片だった。…眠いらしい。
いつ、何の拍子に、何を見失うか、まったく予測不能なここで手にした書物は、夜を徹しようが、目が霞もうが、とにかく読み切らねばならなかった。眠い。睡魔を退けようと散策を続けると、横手に広がった木陰から覗く四阿の角が目についた。
休憩場所にと目星をつけていた温室は、今日は晶洞になっていた。相変わらず訳が分からない。
天蓋に穿たれた穴を何かの結晶が覆って、そこからは青い光が落ちてくる。水底のような静謐と群青。
ちら、と真白い魚がいると思えば、どこかから射し込んできた光の欠片だった。…眠いらしい。