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開始行:
世が世で気力があればツクールしていたような感じのファンタ...
**こんせぷと [#zd540fcc]
手段は問わない、生き残れ。~
基本的に「情報収集→恐喝→資金調達→買収→情報収集→……」
の駄目ループで進行する。~
最終的に国の乗っ取りに成功することで生存が確定します。が...
**大体の経緯 [#a43f0522]
***はじめに [#cea3c56c]
主犯は、とある地方の若き領主です。
先代領主の一人息子、という事になっていますが、実際は養子。
実の父親は王家を追われ、魔王の統べる大陸(凍土区域)で消...
現在の王の弟。母親はその遠縁にあたる宮廷付き占い師だとか。~
主犯の父たる弟殿下ってのが、
腐敗しきった王家にあって比較的マトモだったが故に放逐され...
主犯の養父である先代領主は
弟殿下と親しかった(ご子息を託されちゃうくらいの親しさで...
それはもう上層部からある事ない事いろいろな疑いを持たれたり
冷遇されたりしていたわけですね。~
当然、表向きは先代の実子となっている、
現在の領主さんも散々な待遇で鬱憤が溜まっています。
そんな日々を送りつつ、しかし忍耐の一心で
目ェつけられないよう目立たないよう
領主稼業にいそしんでいた主犯氏へ、
天の指令が下りまして……というところから話は始まる。
***こういう話だ [#h9c4b8d0]
前々から、王家の腐敗専横駄目っぷりに
青色吐息だった人々が、唯一マトモな王になれそう、
として期待していたのが王弟殿下。
しかし彼は凍土区域で消息を絶ち、
他力本願に秩序回復を求めていた連中の望みは
潰えたかと思われた。殿下を地方統治へ放逐しても
戦々恐々としていた王族各位も安心していたわけです、が。
この度、もう他力本願じゃやってらんねぇ、と
一部の輩がブチ切れまして、
噂にはあったが事実関係は謎、王様怖さで沈黙を守る、
という状態だった
「王弟殿下のご落胤がいる」という話を本気で利用しよう、
と動き出したのでさぁ大変。~
王家としては、火種確実な「王弟の忘れ形見」なんて、
いるとしたら即・抹殺モノです。~
一方の造反側は「現在の王には男児がいない、
ならば王弟殿下にご子息がいた場合、そのお方が正当なる次代...
という事で、新たなる希望の星に触発された
ク ー デ タ ー なんかも期待★しつつ、
とりあえずは現在の王が死ぬまで希望の星を守りつつ待機の構...
まぁ、現実には遺児が見つかった瞬間に、
各地で自然発生的な反乱が勃発するのは確実なので、
王家は災厄の元を抹殺すべく動くしかないだろうし、
となれば反乱軍も正面から王家の不正を糾弾するわけで、
内乱になるのはほぼ確定なんですが。
ここで、実はそんな噂は単なる流言飛語で……となれば
話は済むのですが、いかんせん、話には根も葉もあったうえ
実まで結んでいたもので。~
いい迷惑なのは実であるところの地方領主さんです。
***そして話は動き出す [#gde1f9ea]
出自を隠し、散々な待遇にも耐え、出張費まで自腹切らされ、
城の補修もままならないような財政で日々を過ごし、
とにかく王家に見つからないようにと生きてきたのに、
全く関係ないところから出火され、
運が良くても反体制側に捕獲され保護という名の軟禁、
悪ければ体制側にとっ捕まって秘密裏に墓穴行きという
★デンジャラス★な展開に。~
ここの世界の王族は、血の濃さに比例した鮮明さで
王家の紋章が出る、という特異体質があるため、
服剥かれたら言い逃れの仕様がないしね。~
因みに主犯は右手首の裏側、という
非常に分かりやすい位置に持ってます。
日陰の道を歩んできたが、
しかしモヤシっ子ではなかったご領主様、
ここで黙っていれば追い回されて
人生ブラックアウトは確実、と
舌打ちしつつ悟るにいたり、決意しました。~
殺 ら れ る 前 に ――殺れ。
かくしてここに、物語の幕開けが訪れたわけです。
終了行:
世が世で気力があればツクールしていたような感じのファンタ...
**こんせぷと [#zd540fcc]
手段は問わない、生き残れ。~
基本的に「情報収集→恐喝→資金調達→買収→情報収集→……」
の駄目ループで進行する。~
最終的に国の乗っ取りに成功することで生存が確定します。が...
**大体の経緯 [#a43f0522]
***はじめに [#cea3c56c]
主犯は、とある地方の若き領主です。
先代領主の一人息子、という事になっていますが、実際は養子。
実の父親は王家を追われ、魔王の統べる大陸(凍土区域)で消...
現在の王の弟。母親はその遠縁にあたる宮廷付き占い師だとか。~
主犯の父たる弟殿下ってのが、
腐敗しきった王家にあって比較的マトモだったが故に放逐され...
主犯の養父である先代領主は
弟殿下と親しかった(ご子息を託されちゃうくらいの親しさで...
それはもう上層部からある事ない事いろいろな疑いを持たれたり
冷遇されたりしていたわけですね。~
当然、表向きは先代の実子となっている、
現在の領主さんも散々な待遇で鬱憤が溜まっています。
そんな日々を送りつつ、しかし忍耐の一心で
目ェつけられないよう目立たないよう
領主稼業にいそしんでいた主犯氏へ、
天の指令が下りまして……というところから話は始まる。
***こういう話だ [#h9c4b8d0]
前々から、王家の腐敗専横駄目っぷりに
青色吐息だった人々が、唯一マトモな王になれそう、
として期待していたのが王弟殿下。
しかし彼は凍土区域で消息を絶ち、
他力本願に秩序回復を求めていた連中の望みは
潰えたかと思われた。殿下を地方統治へ放逐しても
戦々恐々としていた王族各位も安心していたわけです、が。
この度、もう他力本願じゃやってらんねぇ、と
一部の輩がブチ切れまして、
噂にはあったが事実関係は謎、王様怖さで沈黙を守る、
という状態だった
「王弟殿下のご落胤がいる」という話を本気で利用しよう、
と動き出したのでさぁ大変。~
王家としては、火種確実な「王弟の忘れ形見」なんて、
いるとしたら即・抹殺モノです。~
一方の造反側は「現在の王には男児がいない、
ならば王弟殿下にご子息がいた場合、そのお方が正当なる次代...
という事で、新たなる希望の星に触発された
ク ー デ タ ー なんかも期待★しつつ、
とりあえずは現在の王が死ぬまで希望の星を守りつつ待機の構...
まぁ、現実には遺児が見つかった瞬間に、
各地で自然発生的な反乱が勃発するのは確実なので、
王家は災厄の元を抹殺すべく動くしかないだろうし、
となれば反乱軍も正面から王家の不正を糾弾するわけで、
内乱になるのはほぼ確定なんですが。
ここで、実はそんな噂は単なる流言飛語で……となれば
話は済むのですが、いかんせん、話には根も葉もあったうえ
実まで結んでいたもので。~
いい迷惑なのは実であるところの地方領主さんです。
***そして話は動き出す [#gde1f9ea]
出自を隠し、散々な待遇にも耐え、出張費まで自腹切らされ、
城の補修もままならないような財政で日々を過ごし、
とにかく王家に見つからないようにと生きてきたのに、
全く関係ないところから出火され、
運が良くても反体制側に捕獲され保護という名の軟禁、
悪ければ体制側にとっ捕まって秘密裏に墓穴行きという
★デンジャラス★な展開に。~
ここの世界の王族は、血の濃さに比例した鮮明さで
王家の紋章が出る、という特異体質があるため、
服剥かれたら言い逃れの仕様がないしね。~
因みに主犯は右手首の裏側、という
非常に分かりやすい位置に持ってます。
日陰の道を歩んできたが、
しかしモヤシっ子ではなかったご領主様、
ここで黙っていれば追い回されて
人生ブラックアウトは確実、と
舌打ちしつつ悟るにいたり、決意しました。~
殺 ら れ る 前 に ――殺れ。
かくしてここに、物語の幕開けが訪れたわけです。
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