*基本情報 [#ie4fca15]
閨の月(ねやのつき)~
略称は閨。~
得鳥羽月が創造し、所有する儡鬼。素体となったのは、とある貴鬼。
*種別 [#hde2d027]
貴鬼/儡鬼
鬼族の最上位種、貴鬼である鬼。創鬼によって生み出された「儡鬼」であり、創造主である得鳥羽月に仕えている。~
地祇としての属性は「雷」と「火」。
*人物像 [#u7007df4]
上位の鬼にありがちな、無関心さゆえの寛容さ、を前面に出してくるタイプ。~
普段は儡鬼としての性質を強く示し、主人である得鳥羽月へは盲従と言ってもいい忠誠を見せる鬼。性能は非常に高く、名実ともに「得鳥羽月の腹心」との立場を確立している。~
実際には、生成の特殊な経緯もあり、多くの儡鬼が生まれ持っている「人形としての縛り」がほとんど存在しない、規格外のフリーダムな性質。普段の、主人の命令にだけ反応して、主人のこと以外は眼中にない、みたいな態度はほとんど演技です。~
基本的には、得鳥羽月を「優秀な鬼」「仕え甲斐のある主君」として敬愛しているものの、同時に「観察してると面白い珍獣」くらいに認識しているふしもあり、周囲の認識ほどに絶対的な服従を誓っているわけではない。
*物語 [#tf47d4d2]
生前は露隠葉月の配下として綜鬼皇の補佐をしていた。露隠葉月から数代前にあたる綜鬼皇の実子であり、皇鬼に数えられる実力の持ち主。当時の真名は「頻闇」で、優れた雷火の使い手としても知られていた。~
露隠葉月が友人として遇していた得鳥羽月に、主としての価値を見出し、その配下につくことを希望。ちょっと色々あってうっかり死んでしまい、得鳥羽月が「あ、ちょ、おま、結局なんの用だったん??」くらいのノリで儡鬼として蘇生させる。~
ちょうどよく儡鬼として「主人」に仕える口実ができてしまったので、まぁいいか有能だしもらっとこう、みたいな話でそのまま主人を乗り換えました。