*基本情報 [#e53ae306] 葵風(きふう)~ 禍鎮め。生存している禍鎮めではちょうど真ん中の年齢。~ 恋花は使えないが、睡月を持ち出すほどでもない、という場面で出陣する立場。 *人物像 [#td106b95] 非常に不安定な禍鎮めで、気分の変動が激しく、扱いが難しいとされている。~ 多くの場合、恐怖が突出しており、恐慌状態からの「暴走」で戦うため、普段もあまり刺激しないよう、隔離されていることが多い。~ しばしば、逆に躁状態で狂ったように明るくなったり、感情を喪失したような無気力で淡々とした言動をしたりと、極端な変化をみせ、本人も周囲もそれに振り回されている。~ 安定している状態では、気弱で、身の回りの何もかもに怯えているような、部屋の中で縮こまって動かない感じの人物。 *物語 [#ka6d628d] 徹底的に反抗心を叩き折られてきたため、とにかく色々なものが怖くて仕方ない。少しでも誰かの機嫌を損ねてしまったらひどい目にあう、と学習し、その意識が固定されてしまった。~ それでも禍鎮めとしての役目は課されてきたため、逆らうのは怖い、戦うのも怖い、待機中の虐待も怖いし、戦場の殺意と苦痛も怖いし、もう世界の何もかもが怖い、で、じわじわと確実にぶっ壊れて、感情のコントロールを喪失。~ 壊れてからは、下手に突っつくと発狂して暴れるため、周囲は非常に静かになった。