世界としては[[似非古代]]の系統です。~
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世界としては[[似非古代>幽界]]の系統です。~
縛魔と称する一族の、終わりの物語。
#contents
*概要 [#p9d1c747]
どろっどろの暗黒色。書くかどうかは置いといて、ネタ的にはR-18/R-18Gあたりかと思われます。~
力を忌みながらも力に縋るしかなかった血統が、狂って歪んでから一族としての歴史を終えるまでの、長い夜の話。
*縛魔 [#ifd18270]
赤砂領国から分かれ、独自の社会を形成している赤土の一族。総じて突出した退魔能力を持ち、黄土の民から修祓の依頼を請け負っている。~
ことに拘束系の能力・術式に長けることから、縛魔の名で知られた。
赤土の民の中でも能力が高く、領国に定着するといらない軋轢(領国の各王との間で権力争いの噂が立ったり、特定の領だけ強くなって周囲を警戒させたり)のもとになる可能性があった者たち、が一族のルーツ。
ゆえにその能力は上位の鬼とも渡り合う強さで、周辺の民からは守護者のような扱いで畏敬されている。~
強すぎたために故郷を去らなければならず、しかし今の立場としてその力を失うわけにもいかない、という力に対する葛藤が呪いの如くまとわりついていた。
**禍鎮め [#s12215b7]
「先に生まれた双子」と「同じ月日」に生まれた縛魔。~
双子と関連した呪術的な仕組みで、通常の縛魔よりも死ににくい、という特性を持つ。
役職も兼ねた呼び名であり、基本的には率先して外へ退魔に出る立場。時代がくだってからはある種の人柱で、戦闘の危険を一手に引き受け、死ぬまで戦いに投入されることが多い。~
駒として都合の良いよう、役目を果たすことだけを存在意義とし、周囲に盲従するよう育てられる者がほとんど。従属性を補強するための虐待なんかもよくある話。~
ほぼ全ての禍鎮めはどこかしら壊れているし、正気を失っていることもよくある。
一族全体に「禍鎮めというのはそういうモノである」との認識が広がっていて、そう育てるものだし、狂う(壊れる)ものだし、そう扱うのがごく普通な感じです。
**日宮 [#p3497931]
縛魔の一族をまとめる長。代々、下からの意見を集約・選別する、ボトムアップの統治スタイルをよしとしている。~
基本は世襲だが、縛魔としての能力も重視されるため、有力者たちの合議によって直系以外から宮が出る場合もある。
**月宮 [#j0532ec4]
日宮の影。一族での地位は日宮に次ぐ第二位。主な役割は一族の守護で、縛魔の里に巡らせた呪術的な護りの統括者を務める。~
日宮よりも能力重視で選出されており、能力で見れば第一位であることも多い。
*キャラクター [#h752e7a3]
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