*基礎データ [#q16f34fe]
**個体名 [#o8d87baa]
Alateair〈アレイトエア・エフィリア〉、通称はエア。
**種族とか特記事項とか [#q3f137ef]
陰性妖霊(死人喚び)
**技能 [#rb988ff4]
魔導(回復と封印に長ける)~
また、陰性妖霊の高位能力者である『死人喚び』であった両親を持ち、本人は親以上の能力を有する。強すぎる陰性妖霊の能力ゆえに「死」に関わりのある存在に強い影響を与え、引き付けて「死」に向かわせる、という死人喚びの特性から、普段は封印を施してその性質を制限している。
**職業 [#ebcfb2be]
定住するには影響の強すぎる能力だったため、数年後に父方の集落へと転居、以降は各地を転々としてきた。~
壊滅前のノルン地区においてほぼ最大の勢力を誇っていたある組織で、資料庫兼図書室の司書をしていたが、地区の壊滅でまた各地を放浪する生活に戻る。~
後にノルン地区を再訪、天弓の面々と顔を合わせて定住を決め、街の資料館で働いているらしいが、閉架の管理が主という事で目撃証言がないため、本当に勤めているのかは誰にも分からない。
*外見 [#f93b4670]
髪:茶色みのない黒 睛:明るい赤(普段はこげ茶)~
身長:-- 体重:-- 外見年齢:20代後半~
生年月日:不明 年齢:170前後 男~
*性格 [#y2d15fec]
基同等の能力という事でかろうじて均衡を保っていた両親が、自分の影響に耐え切れずに内在していた悲観と自殺願望を顕在化、心中したという非常に痛い経験があるため、高い能力とは対照的に、悲観・自虐的な思考が多い。~
互いが同等の能力、という事でかろうじて均衡を保っていた両親が、自分の影響に耐え切れず、内在していた悲観と自殺願望を顕在化、心中したという非常に痛い経験があるため、高い能力とは対照的に、悲観・自虐的な思考が多い。~
近付いてきた相手の突き放し方は冷邏、近付きかける自分の抑え方は繚瑣、更に予防線の張り方はヘルウィートに匹敵する巧さという非道い生き物。~
他人と情を交わす事に対して恐怖にも似た逡巡と拒否を見せる。~
他人と情を交わす事に対して恐怖にも似た逡巡と拒否を見せる。そのため、気心の知れた友人というような、深い関係の知り合いは少ない。~
しかし表面上は陰性妖霊とは思えないほど人当たりがよく、総じて他人受けは良好。一方、身内受けはかなり悪く、何かと過去に囚われては自分を追い詰める点を心配され、同時に苦言を呈される。~
死人喚びである事に負い目を感じているからか、衝突や対立が起きた時にはあっさりと退き、排撃の意思はないに等しいが、自分以外の相手にまで害が及ぶような事態になると全力で抗う強さも見せる。~
但し、大抵の場合は自己犠牲で解決しようと動くため、周囲が制止しないと失踪あるいは死亡する可能性が低くない。
*その他 [#bdae3b1e]
**エアさんあるある [#g236625b]
抱え込んだ苦痛を徹底して隠そうとするため、問い詰めた挙句に脅迫まがいの嘆願をしてやっと事情を吐く、というパターンになりがち。また、周囲に被害を出した事で自責の念に駆られる展開も多い。~
敵対した者は往々にして、アレイトエア本人よりはその周囲の人物から、エアへ向け切れず不完全燃焼した苛立ちを上乗せした怒りを向けられ、他の誰かが攻撃された場合より遥かに過激な排撃を受ける。~
他者へ否定的な感情を向けるのは非常に稀で、代わりのように周囲が反応する場合が殆どだが、それだけに一度火がつくと制止のしようがなくなる。~
どこまでも冷静に計算し行動、目的を果たすまで納得しないので、大抵はごく真っ当、あるいは忍耐が過ぎると思えるほどの理由や事情があるのだが、それを差し引いても矛先の向いた者は同情される事となる。