ルナリフェルルーヴィス の履歴(No.2)
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- ルナリフェルルーヴィス へ行く。
- 1 (2020-09-25 (金) 19:01:00)
- 2 (2023-03-10 (金) 10:24:20)
基礎データ†
個体名†
真名はルナリフェルルーヴィス。
話の外におけるメタ通称は、るなり。物語の中においては、ルナ、フェディス、フェル、ルーヴィス、黒羽、リフェ、紡偽、とかとか。
種族とか特記事項とか†
種族は魔晶。神魔いずれにも属さない。
構成魔力の密度が極めて高い個体で、そのため平均的な個体よりも扱える魔力が多い。
技能†
種族技能として、法術。転移と風の術式に長ける。
魔力密度の高さと、自己への干渉を嫌う性分のため、身体具象、特に外見の操作には通常よりも複雑な手順と制御が必要なため、あまり得意ではない。
言霊師でもあり、ほぼノーリスクで短縮詠唱を可能としている。が、使用は稀である。
種族的に法術を得意とし、個体的にも頭一つ抜けた力量を有するため、そもそも詠唱関係での不利がほとんどない(言霊師の力があろうとなかろうと影響は軽微)。
および、魔晶でかつ言霊師という存在が奇異なため、能力を晒すと面倒事が増えるため。
職業†
定職はない。その時々で、流れの魔術師だったり、さまよえる祟り神だったり、ひきこもる神族だったり、謎の子供だったり、政府に雇用される調査員だったり。
外見†
年齢は、成人前の子供。だいたい12~14歳ほど。
背丈は標準より気持ち低めで、体格は明らかに細い。力仕事などしたことなさそうな、健康的・裕福層の出と思われそうな「小さい」子供である。
髪の毛は白銀さらふわストレート。金属質で、研がれた白刃を想起させるような光沢を持つ。
目の色は黒。ほぼ漆黒だが、どす黒いというよりは、澄み切っているくせに黒い系。深すぎて底が見えない井戸の昏さ、とか言われる。
顔立ちは非常に整っており、子供らしいかわいらしさより、美術的なきれいさが目立つ。また、性別を意識させないパーツ構成でもあり、総じて「美術品の人形のような」タイプ。
普段の言動がアレなのであまり作り物めいた印象は持たせないが、ふと表情が消えるとひやりとする感じ。
性別はない。無性体で固定。
しばしば、背中に一対の黒翼を具現化するが、これは神軍に反逆した際にいろいろあって出すようになったオプション。主に『堕天』としての立場を象徴するもの、として扱われている。
性格†
基本的には、愉快犯。自分の持つ能力に自覚的で、その法術技能や外見を武器としてチラつかせることもしばしば。
能力の強大さゆえか、わりと舐めてかかられたり何だりといった『無礼』には寛容で、おおむね「わーバカがなんかほざいちゃてるよーいやーんこわーい(ワロス」みたいな反応である。
外見をネタにして子供ぶることも多く、各所から「わりと可愛いからなおさらムカつく」「中身を知らなければ全然いける」などと好評。たぶん好評。
素だと、かなり乱雑な男口調が基本で、ちょいちょいかわいこぶったり鼻でわらったりと、相手を挑発するオプションが入ってくる。「ええーなにそれ俺の管轄じゃないしーぃ?(小首を傾げて微笑みつつ目には嘲笑の気配」とか、うん、そういうあれです。
唯一、自由の侵害に対してだけは本ギレする場合が多く、従属・協力を強制したり、強制できると思っていたり、という相手にはルンルン気分で抹殺を図る。
その他†
ざっくりしたドンパチの歴史†
共通知識の束縛である『言霊師=銀髪碧眼』の枠から外れた、強大な魔力を表す漆黒の瞳を持っている。言霊師を危険視する多くの同族から命を狙われ、自身への『望まない干渉』に対する拒絶を存在の核とした。
そのためか、通常よりも遥かに早く自己を確立しており、また自我が固定される頃には完全な単独主義になる。
しばらく後、自らに滅びを与えうる存在を待ち続けていた鳴神が、その存在を感知して接触をはかった。鳴神の命を絶つ事を条件に『力』を得る取引を行い、異空間『浮島』へ渡る。司神たちの助力によって、力の扱い方や多方面に渡る知識を獲得すると同時に存在の安定を完全なものにした。
その後は正界に戻って気の向くままに放浪を続ける。
その異端的性格・思考から、魔晶族の勢力争いが日常化した頃も各種抗争に不干渉を決めていたが、神魔戦争期の最初期において、霊獅と魔落の勢力が衝突した現場に鉢合わせた。
霊獅に与する者と判断され、魔落側から『敵』との認識をされたため、その場に居合わせた霊獅(後の神軍頭首)の誘いに乗り、自衛行動の結果としてだが、抗争に参加する事になる。
飽くまでも自由意志を最優先させる特殊な戦力として軍内に位置し、滅多に動かない反面、動けば甚大なる被害を与え、敵・味方の双方に名を知られた。
戦いが膠着状態に陥った頃、正界の住人達(主に人間)が、抗争の中心である2つの勢力を『神』と『魔』に分類、それを受けた霊獅が『神軍』を名乗ることを決定する。神王たる霊獅への絶対服従を求められた事をきっかけとして、陣営から離反し、正界へ戻った。
第一暦では、人間に助力をしていた知己が『神』への信仰に耐え切れずに自我の瓦解を招き、完全な『信仰の傀儡』と化す前に己を消して欲しい、と助けを求めてきたため、世界呪の魔導師を見出して時流凍結に関わる。
第二暦において、消滅を逃れ『狂神』となった知己の一部を殲滅、その騒乱で28代エレボス大統府と『黒羽』の名で契約を結んだ。
皇権争動で、利害の一致を見た28代エレボス大統府に加担する。その繋がりで起きた世界呪の律崩に乗じて、かつて交わした言葉の通りに鳴神を封殺した。