gottaNi ver 1.1



置き場所不明のメモをとりあえず放り込む場所

三月界

用語(魔法系)

不可逆呪式

フカギャクジュシキ:
主として意識操作系の呪法に使われる言葉。解呪が不能な形式の呪法を指して言う。
記憶に干渉する呪法であれば、記憶が破壊される……呪法を解いても記憶は戻らないという事。
意識に干渉する呪法であれば、干渉される前の意識は消されるという事。呪法を壊せても、以前と同じ精神状態には戻らない、情緒不安定な状態になったり……。
対処法は、呪法が発動して効果が現れる前に、その呪法を破壊(相殺)する事。呪法が完成してしまった場合は、呪法を解いた後、損なわれた情報を再構築して埋めなおす事になる。
理論を見つけ出すのも、構成を編むのも、発動させるのも、制御するのも、全て困難な高位魔術。

純魔術

ジュンマジュツ:
使用する魔力全て、現象への変換を封じた呪法の事。一切の物質・現象を素通りし、ただ魔力のみに影響する。
この呪法を目標を定めずに行使した場合、周囲の存在全てに対して無差別に影響を与えるため、連鎖的な律崩壊を誘発する可能性が極めて高い。
 物体を目標物とした場合は、対象となった物体内の魔力のみに影響を与える。ただし、呪法が目標物へ向かう際、その進路上に呪法に抗う方向性を持つ(つまり呪的な)存在があると、その存在に対しても影響を及ぼす事になる。
範囲を目標物とした場合、領界内にある全ての存在へ影響するが、その外へは余波すら及ばない。しかし、影響力が均一であるため、領界内の特定物のみに重大なダメージを与えたり、影響を逸らしたりと言う事は不可能である。
 基本的に、物体目標に対しては術者から対象への直線、範囲目標に対しては対象を核とした半球の軌跡を描く。

律崩壊

リツホウカイ:
律の崩壊と、それによって引き起こされる存在崩壊を指す。
全ての存在は、固有の魔力所有印(魔力波長)を持ち、同時に種族的な枠組み(存在律)に縛られている。その二つをあわせた、視認出来ない……光学的・物質的な目には見えない構造が律。
存在崩壊は、意識体が残らないという点において、魔力を奪われた事による物質崩壊とは異なっている。どちらも、イメージとしては、一枚絵になっていたジグソーパズルをピース単位に分解するようなもの。

術士団

階級

零師 ゼイリア(ゼイル)
壱師 イニア(イン)
弐師 ツイア(ツ)
参師 サリーア(サリ)
肆師 フォニア(フォン)
伍師 フィオイア(フィオ)

※()は階級数。階級名と階級数は、ともに古語。

奇跡屋

屋号と商売(仮)

  • 歌音Canon〈カノン〉
    表向きはオルゴール屋。唄・音の奇跡屋が裏家業。
  • 香籠〈かごめ〉
    店内には市販の香しかないが、実際は致死毒の香すら調合する薬師。
  • Mapping〈マッピング〉
    紙屋で、奇跡は地図。
  • 絡繰屋〈からくりや〉
    機械の修繕を行い、傀儡師として奇跡屋を営む。
  • 匣庭〈はこにわ〉
    小物入れから鳥篭まで用意している箱屋。奇跡は封じ。
  • 風流〈ふうりゅう〉
    硝子細工を主としたインテリアアイテムの店。裏家業では風屋を開いている。 玄灯館〈げんとうかん〉
    照明器具を販売する。奇跡屋としては焔及び眠り(幻夢)。 百花繚乱〈ひゃっかりょうらん〉
    花屋。市販するのはごく普通の植物だが、裏で大量の植物を取り扱う。
  • Colors of〈カラーズ オブ〉
    染色専門店。材料から完成品まで用意してあり、奇跡は色屋。
  • 千変万化〈せんぺんばんか〉
    万華鏡や鏡を販売している。扱う奇跡は反射・映視、稀に幻像。
  • 隠し庵〈かくしいおり〉
    守屋。これといった表家業はないが、時に占いを行う。
  • FLOWERING〈フラワリング〉
    花屋で、奇跡屋としては(花由来が主な)香屋を営業している。
  • essential〈イセンシャル〉 酒屋
  • 端景〈はかげ〉
    対霊障を主とする奇跡屋。表家業はない。

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