gottaNi ver 1.1


基本情報

限月(かぎりのつき)

略称は限。
貴鬼狩りの混乱の中で死亡した綜鬼皇。死の間際、友である果の月に実子・弥涼暮月の守護を託した。

猩々緋の髪、暗い青緑の瞳。

種別

貴鬼/綜鬼皇

鬼族の最上位種、貴鬼である鬼。
すべての鬼が唯一無二の『皇』として服従する対象、綜鬼皇の座についていた。

雷鬼。また雷に関連して、嵐(雷雨)と縁の深い属性を持つ。

人物像

貴鬼の強大な力を象徴していた綜鬼皇。死後に加速した貴鬼狩りから分かるように、鬼の中で強い影響力を持っていた。
もし彼を動かさずにいられたのなら、貴鬼狩りの実行者は倍以上の数になっていた筈、と限月が関わって潰してきた貴鬼排撃の動き評する者もいる。

敵には容赦なく、身内には公正、下す処断は苛烈なものが多いが、きちんと事の経緯を踏まえて慈悲を与えることもある、理性的な人物。
人望もあり、死んだ後も「彼の意思に従って」という事で動いて、貴鬼狩り対抗や限月の遺児探しをしてる連中も少なからず存在する。

物語

綜鬼皇が息絶えたという衝撃は大きく、限月の死後、貴鬼狩りと貴鬼の消失は一気に加速する。
限月が死んだ事で組織だった行動を取れる鬼が減り、同時に「協力して貴鬼狩りを潰そう」という意思が鬼の中から薄れたため、貴鬼狩りが激化した。

離鬼や離鬼に近い立場の鬼、貴鬼に従っている障鬼というのは、綜鬼皇の力に敬意を表したり、限月個人に協力したりという形が大半だったので、力のある鬼とその配下の多くが限月の死で戦線を離脱してしまった。

果の月とのめんどくさい関係

鬼の感覚的には、ほぼ同い年、ということで昔から親しかった。限月は貴鬼で果の月は障鬼、社会的な上下関係はやはりあったが、もともと果の月が剣術での兄弟子みたいな立場にいたので、周囲はともかく、本人たちは対等な友人関係、と認識している。

限月が綜鬼皇となった後は、私的な相談役……みたいな扱いで付き合いを継続。果の月がわりかし、駄目鬼どもの監視員として優秀であったため、なんかいろいろ扱いに困る案件を回したりしていました。得鳥羽月の絡んだあれとか、それとか……。

そして限月もわりかし駄目鬼であったので、うっかり死んで息子の面倒を丸投げしてみたりしたのである。


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Last-modified: 2018-09-05 (水) 00:05:00