基本情報†
恋花(れんか)
禍鎮め。生存している禍鎮めではもっとも若い。
当代の主力。現在、投入されることが最も多い。
人物像†
典型的な禍鎮め。破壊衝動に傾倒している。なにかを壊すこと、なにかが壊れること、に異常な執着と愉悦を覚えており、何もかもを壊してしまえる戦場を、愛していると言ってもいい。
一族には服従するよう、まだ思考の制限は効果が残っているものの、待機が続いた時などには衝動のほうが勝ることもあり、暴発の頻度は上がってきている。発作的に聖を壊そうとしたこともあった。
壊れる前は、きちんと「禍鎮めだから、戦わなければ」とか「指示には従わないといけない」とか、刷り込まれた服従を意識していたが、今はむしろ「従っていれば、戦場に困らない。壊して回れる」といった打算的な思考が強まっている。
物語†
存在意義と感情を直結させて、自己の保持を図ったタイプの禍鎮め。
本来は、どちらかといえば痛みを避けたがる性分だった。拒むことのできない苦痛に晒されるうち、それを受容するために、痛みに関連することの多い「破壊」を「楽しい事」として学習し始めて、最終的に、今の「すべて壊れてしまえばいい」「壊すことは楽しいこと」という人格で安定を得る。
他になにも壊せるものがなければ、自己さえも衝動の対象として壊し始めかねない。
Last-modified: 2016-05-19 (木) 15:10:00