gottaNi ver 1.1


概要

三月界において最強・最古とされる種族。表意文字での表記は「麗魔」「霊魔」などとブレる場合もある。表音ではイアテュイン(原義は王華)の表現が多い。
正式な種族名というか、正当な継承者が「最も正確な表現」として使用する名は、サイスデヒュカエルムーグ(世界律の蔦)です。

「花」「蔦」が示すように、根本を同じくする一連の生命、同じ幹から芽吹いた存在、みたいなイメージの特殊な種族。根っこでつながるタケノコ的な……そうでもないような……?

肉体的な特徴

共通する外見は「金色の瞳」という一点のみ。玲魔であれば原則として金、というだけの話なので、金なら全員が玲魔かというと、そうでもない。

全種族と交配可能、という、三月の種族としては異質な存在で、これが最古の種族と言われる主な理由。全てのルーツであるがゆえに、後続の種族と互換性があるのでは?と推測されています。

現存する個体は極めて少なく、すでに絶滅したのではという噂もある。
ただ、何らかの条件が満たされると、因子を持った個体が「玲魔」という種族として「変異」もしくは「覚醒」する、っていう特殊な誕生の仕方をするため、潜在的な個体数は不明。
いつかどこかで、いきなり誰かが玲魔になる可能性は常にあります。

技能的な特徴

ぶっちぎりの法術技能と頭一つ抜けた身体能力を誇る。また、血によって情報を継承させることが可能なため、大体の個体は覚醒した時点で膨大な知識を持つ。そう、言ってみれば種族的な典型的チートである。

特有能力として、血を介した力の受け渡しが可能。

基本は、交配による血の継承を使い、後続の個体へと自分の習得した技能・知識を受け渡すこと。これは無条件に発動し、ある程度の深さで身についている力はほぼすべて、望もうと望むまいと継承される。
記憶や感情、人格的な要素については、ほとんど継承されない。ただし、技能と不可分なものがあれば、そこは「力」として持ち越される事が多い。

応用……というか、意識すれば使えるタイプの能力として、他者の血から能力・知識・記憶などを取り込む、逆に自分の血を介して他者に力を与える、なども可能。
「力」を通り越して「意志」をブチ込み他者を操ったり、血を固定化させて取り込まずに力だけ使役したり、という使いかたが出来る奴もいます。

文化とか

そもそも、親子や兄弟といった血縁関係が希薄、かつ生まれた時から自立済みが基本なので、非常に個人主義的な性質が強い。家族愛、同族愛、といったものは感覚的にいまひとつ分からない奴が多い模様。
同族が相手でも「自分は自分、他人は他人」という態度で、何かあっても「同族とか珍しいからちょっと助けたるか」くらいの愛情表現で終わる。

反面、個体に対する好意は一貫して強いほうで、興味を持った相手や友人と見なした相手には割と甘い。
当人たちからすると「ちょっと手を貸しただけ」という感覚だったりする場合も多いのだが、なにせスペックがチート級なので、相手からすると「え、ちょ、そんなにしてくれるの!?」というレベルの助力だったりする案件も多々。


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Last-modified: 2015-04-20 (月) 19:27:00