gottaNi ver 1.1


名前の話

おおむね生みの親が命名して、それをずっと使う。命名法については種族ごとにちょっと違ったり、地方で差があったりします。

地縁や血縁といった、つながりを重視する集まりのなかだと、ミドルネームや苗字、氏なんかの名前を共有していたりもする。
洗礼名とか、代々の名前を襲名するとか、そういう風習はとくにない。

で、魔法生物っぽい連中、魔晶とか精霊とかだと、生まれつきの名前はないので後から考えるやつが魔晶、生まれつき決まっていて何故かそれを知っているタイプが精霊。

通常『名前』と言ったらこのへんの個体名を指します。本人の自我と強く結びついて意識されてて、法術的に有効な名前、いわゆる『真名』にあたるもの。
それ以外は、通称とか、偽名とか、なんかまぁテキトーな呼ばれ方をしているやつです。こっちは法術的には無意味なことが多いです。

使い分けの話

肉体に依存する種族、だいたいの生き物は日常から普通に名前を使ってます、真名が丸出し!という感じで。ただ、目上の相手は肩書で呼べ、とかいう文化圏もある。
このへんは精神より肉体のほうが強いので、名前と意識が深く結びついている、とか言っても影響力はあんまりない。ので、丸出しで生活しててもあまり困らない。

精神に依存する種族、生まれつきの肉体がないほうだと、この優位が逆転するので、通常、名前は呼ばせないし、うっかり呼ぶやつは殴られてもしゃーなし、くらいの感覚です。ある程度の力があれば影響を軽減することは難しくないので、名乗りはするけど、とはいえ気軽に呼ばれるのは気分が悪いからやめてね、という感じの文化。

なので、呼ばれてもいい、わりとテキトーな偽名を使って生活していたり、わりと恥ずかしい二つ名なんかで呼ばれたり、真名との使い分けがされています。
るなりの『ルナ』とかは真名の一部を切っただけの雑な偽名だし、よそからは『銀魔』とか呼ばれてます。

あとなんか、妖霊は知らん奴が愛称で呼ぶとキレたりする、うん。そのわりに長い名前ばっかりつけてるので、多分これは名前をきちんと呼べるかで人間性が試されているのだと思う。


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Last-modified: 2019-02-21 (木) 20:49:00